ピクミン2で回収できる心惹かれるおたからについて

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ピクミン2の概要

『ピクミン2』はニンテンドーゲームキューブで発売された『ピクミンシリーズ』の第2作で、同シリーズは今や任天堂を代表する作品の一つです。

「赤ピクミンは火に強い♪青ピクミンは溺れない~♪」という頭に残るCMソングも有名ですね。

本作は主人公である“オリマー”と“ルーイ”を操って、経営難に陥った自分たちの会社を救うべく、主人公たちの住む星とは遠く離れた惑星に生息している謎の小さな生命体“ピクミン”を従えて、星に点在している“おたから”を集めるのが目的です。

惑星にはピクミンたちの天敵である生物が多数存在しており、異なる特性を持つ各色の“ピクミン”を適材適所で使い分けて、これらの敵を退けながら“おたから”を回収していくことになります。

惑星内に点在している“おたから”は、全て我々が住んでいる地球に存在するものばかり。

冒険している星がまさに地球であることを感じさせてくれる非常に魅力的なものばかりです(人間が生息している描写はなく、絶滅した後の地球だという説もある)。

ピクミンたちはまるでアリのように力を合わせて、自分たちの体の何倍もある“おたから”や倒した敵の死骸を主人公たちのロケットへと運んでくれます。

“おたから”は喋るAIロケットによって、主人公たちの星での参考価格へと換算されていきます。主人公たちの星での価値と本来の価値が異なるのも趣深いですね。

今回はピクミン2の中でも魅力溢れるおたからをピックアップし、著者の感想も交えながら紹介していきたいと思います!

魅力あるおたからについて

惑星内に点在しているおたからは全部で201種類。

全てのおたからは地球で見かけるモノばかりで、任天堂の製品や協賛してくれた企業の商品の一部も混ざっていて、とてもリアル。

惑星内を探索していると、馴染みのあるおもちゃや食べ物がおたからとして出てきたり、反対に“一体これは何なんだ?!”というような意味不明なブツも出てきたりして、プレイヤーはとってもワクワクさせられます。

運んだおたからはAIロケットが独自のセンスで勝手に命名してくれます。

地球におけるモノの名前が分かっているゆえに、プレイヤーは“どんな名前が付けられるのだろう??”と命名の瞬間が楽しみにもなります。

例えば、よく見る“1の目が赤く塗られたサイコロ”はAIによって「運試しストーン」と名付けられます。

どうやら主人公たちの住む星と我々の星とで、ギャンブルの価値観は同じみたいですね。

このように奇妙で愉快な名前が付けられることの多いおたからですが、以下で紹介するものはその中でもより特異なものばかりです。

おたから図鑑番号:19

AIロケット命名「イチコロダオレ」

地球での名称・見た目「大麻」

いきなりどエラいおたからの紹介です。一見モミジの葉っぱのようなビジュアルですが、おそらく大麻の葉っぱです。一応、このゲームは対象年齢が全年齢なんですが…。任天堂のダークな部分が丸出しです。

著者自身も幼少期にこのおたからを回収した際は、モミジの葉っぱだと思っていました。しかし大人になった今、AIロケットの命名からも鑑みるに完全に“マリフ〇ナ”です。ピクミンが一匹で軽々と運んでいきますが、所持していたら捕まってしまいます!!

ちなみに主人公であるオリマーはこのおたからに対して「この葉っぱには強い導眠作用があるらしい」的な言及をしています。おい、オリマー!それ、トリップしちゃってるよ!

おたから図鑑番号:25

AIロケット命名「欲棒」

地球での名称・見た目「切れ目の入ったウインナー」

続いては食べ物シリーズから。運ぶのに5匹のピクミンが必要な“焼かれたウインナー”なのですが、命名に問題あり。

これも任天堂の悪いところ出ちゃってますね。健全な子どもプレイヤーたちに「欲棒回収したー?」とでも言わせたかったのでしょうか。

ちなみにオリマーによると他の命名候補として「グルメ棒、肉棒、ウマー棒、おいしん棒」と色々あったらしい。おいおい、「肉棒」は絶対あかんでしょ!!

おたから図鑑番号:54

AIロケット命名「知らざれる功(いさお)」

地球での名称・見た目「古銭・和同開珎」

実物は中々お目にかかることができない古銭・和同開珎も、ピクミンの世界ではおたからとして回収することができます。

地球ならかなりの価値なのですが、AIロケットが鑑定したところによると、なんと“カスタネット”や“バトミントンの羽”なんかと同じ参考価格みたいです。

オリマーいわく、「非常に古い年代の金属加工物」らしく、価値というのは時と場所によって変動するものだと痛感させられます。

おたから図鑑番号:73

AIロケット命名「ライトニングボルト」

地球での名称・見た目「瓶の牛乳キャップオープナー」

2020年代の子どもたちはこのおたからの存在を知らないでしょう。牛乳瓶のフタを取り外す際に用いる道具です。

そもそも今の子どもたちは給食で飲む牛乳が紙パックであるため、“牛乳瓶のフタ”という概念がないのかもしれないですね(牛乳瓶のフタ自体もおたからとして多数存在している)。

昔ながらの銭湯に行って瓶牛乳を買った時に、もしかしたらお目にかかることがあるかもしれません。おじさんたちにはエモくなるおたからの一つです。

おたから図鑑番号:77

AIロケット命名「大怪獣の歯」

地球での名称・見た目「下顎の入れ歯」

見た目のインパクトが大なおたから。ピクミンたちが力を合わせて“入れ歯”を運んでいるシーンはかなりシュールで笑ってしまいます。

オリマーは「こんな大きい歯を持った生物がいるなんて…」と慄いています。身長3cmほどの主人公たちからすると、確かに恐ろしい…

ちなみに前述の和同開珎と同価格です。笑

おたから図鑑番号:127

AIロケット命名「天下一ブサイク」

地球での名称・見た目「お風呂に浮かべるアヒルのおもちゃ」

AIロケットの毒舌命名が炸裂しちゃってます。確かにAIロケットの言う通り、お風呂に浮かべるこのおもちゃってどこかバカバカしい表情なんですよね。かといって直接的に“ブサイク”って名付けてしまうなんて、少しアヒルに同情してしまいます。こちらもピクミンたちが運んでいる姿はかなりシュール。

こちらも和同開珎とはほぼ同価格です。笑

まとめ

以上、ピクミン2で回収できる魅力あるおたからを一部ですが紹介しました!

広大なマップを冒険し、おたからと出くわした時のワクワク感はプレイしてみないと分かりません。

まだプレイしたことのない方は、是非、週末にピクミンたちと心躍る探索に出かけてみてはいかがでしょうか??

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