ポケモンSV、その正体に迫る!敵か味方か、不思議なパラドックスポケモンたちを紹介&深掘り【バイオレット後編】

前編ではポケモン最新作「スカーレット・バイオレット」で登場したパラドックスポケモンを数体紹介しました。

後編でも引き続き不思議な特徴をもつパラドックスポケモン達を紹介しながら、その正体を探っていきたいと思います。

目次

テツノドクガ

前編ではテツノドコウベとテツノイバラの奇妙な共通点について紹介しました。(元となったポケモンから冷酷になっているなど)

深堀していくと不思議な共通点が見つかるパラドックスポケモンたちですが、このテツノドクガも恐ろしい一面を持っています。

早速ですが、オーカルチャーでの紹介文を見てみましょう。

・(バイオレット オーカルチャー)ウルガモスに似た飛行物体であり、上空から地上の人々を追尾し、時に襲いかかってくることがあるという。攻撃的な性質を持つ理由として、テツノドクガの正体は宇宙人があやつるUFOだという説がある。

テツノドクガを使い、人類を監視し侵略の機会を伺っているかもしれない。

あまりに危険なワードがたくさん並んでいますが、特に危険な部分は人々を追尾し襲う可能性があるという点だと思います。

これまでもゴーストタイプやエスパータイプの一部のポケモンが人をさらうことがあるというのは、図鑑から知られています。

しかし元となった可能性の高いポケモン「ウルガモス」は太陽の化身とされ、火の鱗粉を撒き散らしもしますが、寒冷地では人々やポケモンを救ったと言われるほどのポケモンです。

あえて人を襲うようなことはないと考えられます。

では何故テツノドクガは人を襲うようになってしまったのか?

そうなるとオーカルチャーの後半部分の説明文も全くあり得ないと否定できないところが恐ろしいです。

前述のテツノコウベ・テツノイバラも兵器として改造された可能性を示しましたが、テツノドクガもそうである可能性が高い‥というよりも、兵器として新造されたという方が正しい気もします。

テツノドクガはウルガモス同様6枚の羽を持ちますが、それは完全に本体から独立した羽で、謎の無線通信方式で本体と繋がっています。これを生物の改造と考えるのは無理がありますね。

テツノカイナ

このテツノカイナもテツノドクガ同様、謎の無線通信方式が採用されているパラドックスポケモンです。

その特徴は名前の通り「腕」にあります。いや、腕はなく胴体と大きな掌で構成されており、その掌は謎の力で宙に浮いています。その正体のヒントはオーカルチャーに記載されています。

・(バイオレット オーカルチャー)テツノカイナの正体として有力なのは、瀕死の重傷を負ったアスリートが、サイボーグ化した説である。ただ何故ハリテヤマを模した姿になったのかは謎につつまれているのだ。

ハリテヤマは、つっぱりポケモンと呼ばれる力士を模したポケモンです。

とある力士がアスリートとすれば、事故や怪我で両腕を失った結果、サイボーグとなった‥可能性はあるかもしれません。

しかし矛盾する点はゲーム内で他のパラドックスポケモンもそうですが、たくさん登場するのです。

アスリートが何人もいた訳ではないと思いますので、最初の1体はサイボーグとして、その後量産されたと見るのが妥当でしょうか。

そうなるとやはりテツノカイナも結局は兵器として量産された説が濃厚になる気もします。

テツノブジン

エスパーポケモンで、キルリアから分岐進化するエルレイドとサーナイトを合体させ、メカにした姿と言えるのがこのテツノブジンです。その特徴がオーカルチャーに掲載されていますのでまずは紹介します。

・(バイオレット オーカルチャー)最強のエスパーポケモンを求めるマッドサイエンティストによって造られたロボットという説がある。数少ない目撃者からの証言によるとサーナイトとエルレイド、どちらにも見えるような奇妙な姿をしており、対峙するものは光りかがやく刃で躊躇なく切り捨てる残酷さを持っているという。

エルレイドとサーナイトの両方のポケモンは、ポケモン図鑑から本来であれば心優しきポケモンたちで、トレーナーなど誰かを守る時に戦うことが知られています。そしてエルレイドはかくとう・エスパータイプで、サーナイトはフェアリー・エスパータイプとなっています。

しかしテツノブジンはかくとう・フェアリータイプであり、最強のエスパータイプを作ろうとした結果、エスパーが無くなった上に元の2体が持っていた優しさまで失われてしまっています。

更に元の2体は心臓に当たる部分に特徴的な赤い機関を持つのですが、テツノブジンはここも空洞となっており、心を無くしてしまったことが暗に表現されていると考えられます。

ただしやはりテツノブジンも兵器としての利用を前提とするのであれば、心など不要と判断されたのはこれもまた自然なことかと思います。

まとめ

まだテツノツツミという古代文明で造られた可能性があるという、これまでのパラドックスポケモンたちと異なる説明がされているポケモンもいますが、一旦まとめます。

前後編を通じて紹介してきたパラドックスポケモンたちは総じて未だ謎ばかりです。

情報も怪しいオカルト雑誌のみでは信頼性もありません。

追加の情報が待ち遠しいですが、特徴を並べて見ると奇妙な共通点も見えてきました。

・宇宙人が送り込んだ兵器説‥テツノワダチ、テツノドクガ

・元となったポケモンから破壊衝動などが取り除かれ、より冷酷となった‥テツノコウベ、テツノイバラ、テツノブジン

・謎の無線通信機能‥テツノドクガ、テツノカイナ

これらの共通点から、筆者は以下の仮説を考えました。

・パラドックスポケモンは、ポケモン達の未来の進化した姿ではなく、ポケモンをモチーフとしたロボット兵器である。造られるのは未来であり、量産化にも成功している。誰が誰と戦うために開発したかは不明だが、対人間を想定していることが濃厚である。

1プレイヤーの妄想なので、あまり参考にならないかもしれませんが。この説もミライドンは、モトトカゲの未来の姿であることが確定しているという矛盾を抱えています。

開発された時代が異なる可能性などありますが、現状は不明のままですね。
今後配信されるDLCで、何かしらの情報は出てくると思います。

名前が登場している別のパラドックス「テツノイサハ」の正体も判明する日が来ると思いますので、ぜひ皆さんもあれこれ想像しながら、衝撃の真実を迎えられる日を待ちましょう。

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