『ポケモンスカーレット・バイオレット』には、魅力的な新キャラがたくさん登場します。
その中でもジムリーダーたちの魅力は、赤緑の頃からプレイしている筆者から見てもピカイチです。
この記事では、ゲームをプレイしていない方にもその魅力が伝わるように、ジムリーダーたちの魅力紹介や名言を紹介していきます。
ジムリーダーとは
ポケモンを知らない方へ、ジムリーダーがどんな存在か簡単に紹介します。
ポケモンのゲームの大目標として、ポケモンリーグチャンピオンになることがあります。
基本的にジムバッジを8つ集めることが、ポケモンリーグへの挑戦権を得ることになります。
よってプレイヤーは舞台となった地方の色々な街を巡りながら、その街に君臨する最強トレーナーであるジムリーダーと戦いバッジをもらうというのが大きな流れです。
リーダーは何かしら1つのタイプを好んで使っており、それがキャラに関連付けられていることが多いです。
ここがすごいよ、パルデアジムリーダー
①おつかれリーマン!?実は超優秀、アオキ
・キャラクター
アオキさんはチャンプルタウンのジムリーダーで、ジムリーダー時の使用タイプはノーマルタイプです。今作ではジムリーダーたちはリーダーの傍らで、何かしらの本職を持っています。このアオキさんは、
「非凡サラリーマン」
の2つ名で呼ばれるポケモンリーグの営業職を兼任するサラリーマンです。営業職とは思えない暗い印象で、公式サイトでもやる気があまり感じられないと散々な評価を受けています。
しかし地元チャンプルタウンでは意外と人気があり、ジム戦中は観客からの声援を受ける場面も。
それもそのはずで疲れたサラリーマンにしか見えなかったその本当の姿を、主人公はストーリー後半で知ることになります。
「面倒なことに 四天王も 兼任なんです」
四天王とは冒頭説明したポケモンリーグに君臨する、ジムリーダーより強いその地方最高峰の4人のトレーナーを指します。
アオキさんが疲れているのは当然で、営業・ジムリーダー・四天王と三つの顔を持つ過去作を見てもいなかった、超優秀人材であることが最終盤で判明します。
その際は上司からひこうタイプを使うように指示を受けており、ジム戦とは一味違ったバトルをすることができます。
・名言
そんな超優秀なアオキさんは終始ビジネスモードで本性を明かさないのですが、実はジムリーダーとして再戦する機会があり、その際に本音というか筆者のような夢を失いかけた大人たちに、とにかく刺さる名言を残しています。
「個性のない自分に似つかわしく、愛着が持てます。」
これはジムリーダーとしてノーマルポケモンを使用する際に言ったセリフ。
社会人となると、組織の中で個性は邪魔となり、周りと合わせることばかりになってしまいがちです。そうしているうちに現状維持が精一杯となってしまう。
そんなアオキさんを知ってかは不明ですが、四天王の際はひこうタイプを上司が使うように指示した理由を本人はこんな風に言っています。
「たまにはあなた(主人公)のような空を行く才能を見上げるのも必要だ」
主人公と3度戦って、アオキさんは何か悟ったようです。筆者のような大人たちに、飛ぶこと、飛ぼうとすることを諦めていませんか?と語りかけるようでした。
②アオキさんに負けないビジネスウーマン!?溢れる美しさ、リップ
・キャラクター
リップはベイクタウンのジムリーダーで、エスパータイプのポケモン使いです。
本業はメイクアップアーティストで自身がモデルを勤めたコスメブランドも展開しており、大都市ハッコウシティにある大型モニターにてその巨大広告を見ることができます。
チャーレムというポケモンを秘書のようにしていたり、「ケツカッチン」や「ゴイスー」など芸能界業界用語を使うことから、芸能界でも活躍する美人女社長と言ったところでしょうか。
こうして見ると3つの顔を持っているアオキさんに負けず劣らず、外には出さなくともハードワークをこなしているのかも知れません。
「超マジック・マキアージュ(化粧)」
という2つ名の通りのまるで魔法のような強さと美しさを兼ね備えた、パルデア地方のパーフェクトビューティと言ったところでしょうか。
シロナやカミツレ、ルリナと言ったその他地方の有名人との勝負も見てみたいところです。
・名言
華やかな道を歩き続けてきたように見えるリップですが、芸能界の闇や自分のしてきた苦労をこれまた再戦時に話してくれます。
「リップの業界はね半端な才能の持ち主はだいたいすぐに消えてっちゃう。壁にぶちあたって挫折して自棄になって堕落して普通の人よりも不幸になっちゃうの。それなら最初から才能なんて、ちょっともなければよかったのにね」
見た目とは裏腹に、その歩んできた道は決して華やかではなかったようです。
仲間が何人も間近で潰れていくのを見てきたことが伺えます。
「あなた(主人公)は消えないで。自分の才能を、究極まで突きつめて。」
最後はアオキさん同様、主人公の才能を認め、背中を押してくれます。
まさにその名の通り厳しい冬を越え春に開花するチューリップのような、心まで美しきジムリーダーですね。
③超人気ストリーマー!?新世代アイドル、ナンジャモ
・キャラクター
今作のジムリーダーのなかでの現実世界での1番人気は、
「エレキトリカル★ストリーマー」
の2つ名をもち、電気タイプ使いのナンジャモでしょう。
本業は『ドンナモンジャTV』という配信チャンネルをもつ、配信者でパルデア地方でも絶大な人気を持っているようです。
見た目もインパクトを重視しているようで、巨大なコイルを模した髪飾りにブカブカのオーバーサイズジャケットで萌え袖という、突き抜けたファッションで視聴者やプレイヤーを魅了します。
・名言
他のジムリーダーたちは再戦時に少し本性を出してくれるのですが、配信者として底抜けに明るい言動を続けるナンジャモは別です。しかしずっと明るく振る舞っている中で、唯一配信者としての闇が見えた迷言?がこちら。
「また定期的にコラボしてね!あと他の配信者の動画には出ないでね!」
他のジムリーダー同様、主人公は自分を超えていく存在と認めつつ、その分配信者として専属配信するよう迫られます。
主人公は配信者ではないですし、他の配信者も今のところゲーム内では会っていないのですが、数字が取れると踏んだ際の配信者としての性がかいま見えますね。
まとめ
「ポケモン スカーレット・バイオレット」には魅力的なキャラ、特にジムリーダーたちは素敵な個性に満ち溢れています。
後編でも可能な限り多くのキャラの魅力を紹介していきたいと思います。
ここまででゲームに興味を持った方は、ぜひプレイしてみてください。
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