ポケモンSV、謎だらけ!?不思議な存在、パラドックスポケモンたちを紹介&深掘り【バイオレット前編】

ポケモン最新作「スカーレット・バイオレット」のストーリーの根幹をなす存在として登場した「パラドックスポケモン」。

皆さんはもう会えたでしょうか。

筆者も初代から長年ポケモンシリーズをプレイしていますが、パラドックスポケモンを見た際には「サン・ムーン」で登場した「ウルトラビースト」を見た時と同じくらいの衝撃を受けました。

この記事では、バイオレットで登場したパラドックスポケモンたちを紹介しつつ、ゲーム内雑誌である「オーカルチャー」の情報と共にその不思議な正体について深掘りしていきたいと思います。

目次

怪しいオカルト雑誌?「オーカルチャー」とポケモン図鑑

基本的にポケモンの情報は、ポケモン図鑑を参考にします。

よってパラドックスポケモンたちも図鑑のテキストから特徴を紹介したいのですが、その掲載されている情報はあまりに少ないです。

例としてパラドックスポケモンの1体である「テツノワダチ」のポケモン図鑑のテキストを紹介します。

・(スカーレット図鑑)オカルト雑誌が紹介した宇宙人が送り込んできた科学兵器によく似ている。

・(バイオレット図鑑)近年目撃例がある。古い探検記に記された謎の物体に似たポケモン。

このようにあまりに情報に乏しく、その参考元も「オカルト雑誌」と「古い探検記」となっています。

この古い探検記が「バイオレットブック」という書物なのですが、細かなパラドックスポケモンの情報は現状ほとんどないため、今回は割愛します。

もう1つの参考元のオカルト雑誌が「月刊オーカルチャー」と呼ばれ、アカデミーの図書館やポケモン博士の研究所にて内容を閲覧することができます。

その内容は今作で登場したパラドックスポケモンたちの詳細な特徴がなぜか記されています。

あくまでもオカルト雑誌なので信憑性に疑問点はあるものの、内容はとても興味深く、よく考えると怖い記載もありますので、そこからパラドックスポケモンたちの正体を探っていきたいと思います。

テツノワダチ

ストーリー中最も早く出会えるパラドックスポケモンが、このテツノワダチです。

筆者も初めて見た際は、その異様でメカニカルな姿にとても驚きました。当然戦闘になるのですが、その際の鳴き声が、

『ウィ・ルドン・ファー!!(will Donphan)』

見た目も象のようで、象の姿のポケモンであるドンファンと何かしらの関連性を示唆するポケモンとなっていました。

ストーリーを最終盤まで進めると、やはりドンファンが未来で変化した姿である可能性も示されます。

ここでオーカルチャーに掲載されている、特に危険性の高い内容を抜粋して紹介します。

・​​(バイオレット オーカルチャー)宇宙人の科学兵器ではないかという噂もあるが真相は不明。

オーカルチャーでは、未来のポケモンなどではなく兵器である説が記載されています。本当だとしたら、その宇宙人の目的は何なのか?オーカルチャーは、読者の不安を煽っているだけだと信じたいです。

テツノコウベ

テツノコウベは過去作をプレイしている方であれば、ポケモンブラック・ホワイトで初登場したきょうぼうポケモン「サザンドラ」が、モチーフになっていることはすぐに分かったと思います。

サザンドラをメカ化したような姿で、特徴的な三つの頭はディスプレイで表現されており、とても生物とは思えないポケモンです。

さらに不思議な内容が記載されているスカーレット図鑑の内容を紹介します。

・(スカーレット図鑑)ロボットに恋したサザンドラの子どもとオカルト雑誌が取り上げたポケモンに似ている。

しかし現在閲覧可能なオーカルチャーの該当部分は、一言もこのようなファンタジーな内容にはなっておらず、危険極まりない内容となっています。

・(バイオレット オーカルチャー)高エネルギーを放射し建造物を徹底的に破壊すると、次の標的を求めるように飛び去っていったという。サザンドラの凶暴性と機械の冷酷さをあわせ持つため、機械とサザンドラのハイブリットなのではと噂される。

「噂」の部分が曲解されて、図鑑のような内容となったのでしょうか。

元となった可能性の高いサザンドラは破壊することしか考えておらず、動くもの全てに襲いかかり食べ尽くすという特徴が過去のポケモン図鑑から判明しています。

テツノコウベはサザンドラを機械化したことで、破壊衝動に任せて暴れ回るだけでなく、確実にミッションをこなせるような知能?を身につけたということなのでしょうか。

そうだとすると機械化は誰が行い、建物を破壊するというミッションは誰が与えたのか?やはり現状は謎だらけです。

テツノイバラ

テツノイバラもテツノコウベと同様に元となった可能性が高いポケモン「バンギラス」と比較して、知能が上がったと思われるポケモンです。

バンギラスは過去作の図鑑から、戦う相手を求めて山をさまよっており、一度暴れ出すと地形を変えてしまうほどの好戦的で凶暴性を持ったポケモンであることが分かっています。

それと比較してオーカルチャーに掲載されているテツノイバラの紹介文を見てみましょう。

・(バイオレット オーカルチャー)バンギラスに酷似しているが冷徹な性質をもつとともに、無駄な争いを好まないという。金属質の装甲や高い知性から、10億年後のバンギラスと噂されている。

現実世界でも数億年で魚も陸地に上がるので、10億年という年月があればポケモンもここまで姿も性質も変わる‥とは思えないですよね。どうみてもメカになってしまっていますから。

誰かしらの手が加えられており、自然な進化とは到底言えないのですが、ポケモン図鑑もその辺りは説明を諦めています。

・(スカーレット図鑑)10億年後のバンギラスと怪しい雑誌が取り上げていたポケモンに似た部分がある。

テツノコウベと同様オーカルチャーに丸投げして終わっていますね。このように似ている2体ですが、元々のポケモンより弱くなっているという点も似ているのです。

バンギラス・サザンドラはポケモンの中では通称「600族」と呼ばれる最強クラスのステータスを持っているポケモンとなっています。

テツノイバラ・テツノコウベ共にステータスの合計は、バンギラス・サザンドラより下がってしまっているのです。あくまでも単純なステータス合計値の差として若干弱くなっているというだけですが。

兵器利用のために知能を植え付けた結果、代償として能力が低くなった‥だとしたらやはり誰が?

まとめ

現状は謎だらけで、恐ろしい正体を隠している可能性が高いパラドックスポケモン達を紹介しました。

まだまだ不思議な魅力のパラドックスポケモンはいますので、後編では更に別のポケモンを紹介しつつ、その正体に更に迫っていきたいと思います。

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